F1情報通

ハイメ・アルグエルスアリは自身の持つ"小さなノート"が2013年のF1グリッド返り咲きの助けとなることを願っている。

『El Confidencial（エル・コンフィデンシャル）』によると元トロ・ロッソドライバーのアルグエルスアリはフォース・インディアにできたばかりの空席を狙っているという。

ほかにも多くの希望者がいるはずだが、F1のタイヤサプライヤーであるピレリのメインテストドライバーを務めた自分に分があるとアルグエルスアリは考えている。

事実、彼は今年のピレリのテストで数1,000kmをルノーのテストカーで走り込んだ。現在もまだダラーラのシミュレーターを使って2013年のタイヤでマイレージを稼いでいるという。

「それはすごく重要だよ」と彼は語った。「タイヤの構造やコンパウンド、プロフィルが変わるんだから、プラクティスは多いに越したことはない」

彼のライバルたちが2013年のピレリタイヤを初めて試すことができるのは来月末のブラジルGPフリー走行だ。

「僕は今年、グランプリ11戦相当の距離を走破した」と彼は説明する。「数100セットのタイヤをテストし、温度のレンジ、バランスと耐久性についてそれらの挙動を理解できた自信がある」

「僕の家には来年の秘密がすべて記された小さなノートがあるよ」とアルグエルスアリは付け加えた。