F1情報通

アウディはマクラーレン全体の買収を発表し、F1への道を切り開く見込み。

今朝のAutocar誌によると、「アウディはマクラーレンを買収し、ドイツの自動車メーカーがグループ全体を完全にコントロールできるようになり、F1への参入が保証された」と肯定的な意見を述べている。

「関係者によると、マクラーレンのポール・ウォルシュ会長は、アウディからオファーを受け、バーレーンの政府系ファンドであるムムタラカト・ホールディング・カンパニーが過半数を占める取締役会に提示したとのことです。最初の提示を拒否して、倍の金額を提示したと言われています。そして合意に至ったのです！」

このニュースは、VWグループのF1への関心を具体化するものであり、ポルシェも（レッドブルやザウバーの）エンジンパートナーとして参戦する可能性があります。

アウディにとっては、すでにランボルギーニの経営を任されていることから、もうひとつのスーパーカーブランドを傘下に置くことになります。また、同グループは、ブガッティとリマックとの間で、電気自動車のハイパーカーを製造するための合弁会社を設立しています。

マクラーレン・グループの名前はそのままで、2025年か2026年にはマクラーレン・オーディがF1に参戦し、それまではメルセデスF1がエンジンメーカーとして存続する。そうすると、ドイツのメーカーが競合他社に供給するという面白い状況が生まれます。

Autocarの取材に対し、アウディの広報担当者は、現段階では公式なコメントを発表していません。マクラーレンもノーコメントでした。