F1情報通

FIAは声明を通じて、以下の要因を指摘した

1.ここ数戦、この問題は減少しているように見えるが、それは通常より影響が少ないと予想されるサーキットで行われたものである。今後数カ月は、この影響が再び大きくなることが予想されるサーキットで行われる

2. チームはこの問題をコントロールする方法を理解しつつあるが、2023年の傾向として、マシンのダウンフォースがより強化されるため、この問題は悪化する可能性が高い

3. スパ（ベルギーGP）から始まる2022年の短期的な対策は、必ずしも長期的な問題解決にはならないと考えられている

スパでのレースから、プランクスキッドの剛性が強化され、その摩耗の測定方法が明確にされる予定である

さらに、FIAはバウンシングを定量化する指標を導入し、レース中は規定値以下に抑えなければならない

F1チームは来週末のフランスGPからこの指標を使用することができ、マシンのセットアップに与える影響を知ることができる

2023年の対策としては、i) フロアエッジを25mm上げる、ii) フロア下のディフューザースロートを上げる、iii) より厳しい横方向のフロアたわみテストの導入、iv) 空力振動の定量化に役立つより正確なセンサーの導入、などがある