F1情報通

2チームが予算上限超過のウワサ……F1 2021年シーズンの最終結果は10月5日に公表。重度の違反では選手権除外も
https://news.yahoo.co.jp/articles/deceb317a66c71ed3606828ff2ed6b3fe0fdf823

クリスチャン・ホーナー：
我々は確かにいかなる（違反）にも承知していない
確かに我々の提出したものは上限を下回っており、FIAがそのプロセスに従うべきものだ

トト・ウォルフ：
FIAが設定した非常に強固なガバナンスがあり、順守証明書が発行され、順守していない場合は独立した審査員からなるコストキャップ裁定委員会に送られ、これらの罰則から適切なものを選択できると思う
決定的なのは、2021年にオーバーしていれば、2022年にもオーバーしていることになり、2023年までアドバンテージがあるということだ。もし、今年軽量シャシーを策定したことが事実であれば、翌年もそれを使うかもしれないので、まさに連鎖的に3シーズン全てに影響を与える可能性がある
（予算上限に収めるために）中古の部品を使い、走らせたいものを走らせず、開発すべきものを開発していない
40人以上の従業員を余剰人員とし、その人たちを組織から切り離した

ヨースト・カピート：
今年のクルマは、シーズン全体に影響を及ぼす。だから、今シーズンにスポーツ的な影響を与えなければならない。お金をかけた上に、金銭的なペナルティがあるのでは意味がない
それは、ルールとまったく矛盾している。それに我々にとっては、サーキットでクルマに不正をするよりも、もっと深刻な違反行為なんだ

フレデリック・バスール：
コストキャップを導入したことは大きな成果だった。しかし、それが実施された今、最も重要なのはそれを守ることだ。そして、確かに柔軟性を持たせる余地はない
この件に関しては、非常に厳格に対処しなければならないと思う。2年前もそうだったが、フロントフラップのたわみが0.9ミリでも失格になることがあるんだ。300グラムの重量不足なら除外される

オトマー・サフナウアー：
FIAは超過した者たちを適切に罰する必要があると私は思う。まずは違反の大きさを理解し、そのうえで適切な罰則を与えなければならない

ギュンター・シュタイナー：
会計報告をしなければならなくなった際に、それは議論されたことのひとつだった
それは常に起こりうることだった。しかし、結局のところ、昨年の世界選手権の結果を取り上げたところで、誰が気にするんだ？
もし違反した場合のペナルティがレギュレーションで決められているのであれば、それでなければならない

>5％以上のオーバーにより「重大な支出超過」とみなされる場合は、さらに厳しい制裁が科されることになる。ここには、ドライバーズ及びコンストラクターズ選手権ポイントの剥奪やレース出場停止、選手権自体からの除外、空力テストの制限や将来的な予算上限引き下げなどが含まれている。

レッドブルが昨年オーバー支出した場合、今年から2023年までその恩恵を受けられると彼は言う。

「肝心なのは、2021年にオーバーしていれば、22年にもオーバーしているということだ」と彼は言う。"つまり、'23年に優位に立てるということです。

「もし彼ら（レッドブル）が今年軽量シャシーをホモロゲーションしたというのが本当なら、彼らは来年それを使うかもしれない。だから、3つのチャンピオンシップのすべてに影響を及ぼす可能性のある出来事が連鎖しているんだ」