F1情報通

ホンダはすでに、マイケル・アンドレッティのF1参戦予定チームにパワーユニットを供給することで合意していると見られる

両社は昨年4月、次世代バッテリー技術「ウルティウム」を用いた新しいグローバル・アーキテクチャーに基づく一連の低価格電気自動車を共同開発し、両社の関係を新たなレベルに拡大することに合意し、大きな契約を締結

その発表の中で、GMとホンダは、「両社の技術、設計、調達戦略を活用し、2027年からコンパクトクロスオーバー車を含む数百万台の電気自動車をグローバルに生産できるよう協働する」と述べられている。また、世界トップクラスの品質、高いスループット、手頃な価格の実現に向け、設備やプロセスの標準化にも取り組んでいく

このパートナーシップの拡大により、2026年仕様のF1パワーユニットを設計・開発するために必要な技術を持っているパートナーを探す必要があったキャデラックが、ホンダに頼ることは全く理にかなっており、アンドレッティとの契約発表の際、GMのマーク・ロイス社長は「まずパワーユニットのサプライヤーと契約を締結した」と述べている。そして、「前進しながら、我々の専門知識をたくさん持ち込んで、将来のためのものも作っていく」と述べた

しかし、マーク・ロイス社長は、そのメーカーが本当にホンダであることを確認するには至らなかった。しかし、「明らかに我々はEVの部分でホンダと大きなパートナーシップを持っているし、インディカーのようなシリーズでもホンダと競争している」と認めた

「そのような自然な関係と敬意があるのでまったく問題はない。しかし、エンジンの部分については、後日、話をすることになるだろう」