F1情報通

緊張が高まる中、モハメド・ベン・スレイエムのFIA会長としての将来は不透明だ

FIA会長モハメド・ベン・スレイエムはサウジアラビアによるF1買収の可能性について、1600万ポンド（2000万ドル）の値札が“膨らんでいる”可能性があると主張した。リバティ・メディアの弁護士は、この発言に対してFIAに法的措置を取ると脅す手紙を送った

しかし、FIAはこのスポーツは商業的権利者に貸し出されているだけだと反撃し、煽るような返答をした。Sky Sports（スカイスポーツ）』の司会者であるクレイグ・スレイターは、ベン・スレイエムがこの発言によって大きな「踏み込み」を行ったとF1首脳が感じていることを示唆した

彼はこう説明した。「統括団体であるFIAは、スポーツの運営において日常的な商業的役割を担っていない。F1はその後、FIAに書簡を送り、FIAの会長がこのようなことをするのは容認できないと考えていることを明確にした」

「FIAからF1への返答はないが、2つの機関の間で前向きな会話が続いていることは確かだ。スポーツを適切に運営するために必要なこととして、両機関は正常に機能している」

「この2つの組織の間では、あらゆるレベルで前向きな会話が交わされていると聞いている」